どうもnoriです。
野球のシーズンが終盤に入って行き、各チームの熾烈な順位争いが起こっていますね!
その中でもトレードはチームにとって重要な役割を担っています。
しかしプロ野球に少し詳しい方なら知っていると思いますがトレードはシーズン中ならいつでも行えるのではなく、トレードが行える期限が決まっています。
その期限は各球団7月31日です。それ以降はトレードにより選手を獲得できません。
ただし、今回日本ハムのメンドーサ選手は8月31日付で阪神へ移籍しました。
なぜでしょうか?あまり知られていない、選手契約の譲渡について説明していきます。
7月31日以降でもトレードできる選手契約の譲渡(優先順位)の意味とは?
これはウェイバー公示とも呼ばます。
まずはこのウェイバー公示を簡単に説明します!w
しっかり聞いてください!
球団A「我々はX選手との契約を破棄します!違う球団に譲りま~す!」
※球団AはX選手を欲しがる球団を待ちます
球団B「その選手譲ってくださ~い」
※現れました!
契約成立
X選手は球団Bへ移籍しました。
これで終わりなのですが、これだと普通のトレードとは何が違うのかあまりわからないと思うので、もう少し詳しく説明します。
まず「7月31日まではトレードができる」という表現が少し間違っています。
基本的にはウェイバーにかけることが原則なのですが、7月31日まではウェイバーを経ることなくトレードを行える、いわばラッキー期間なのです!
ですので7月31日を過ぎた場合は、通常のウェイバー公示をすることで選手をトレードすることは可能です。
ウェイバー公示の手順を説明すると・・・
1.球団が契約中の選手との契約を破棄する(グッバイ)
2.契約を破棄した選手を公開する(この人でーす)
3.他球団はその選手を獲得したければ名乗り出る(はーーい)
ここで3つのパターンに別れます
パターン1:獲得に名乗り出た球団が1球団
パターン2:獲得に名乗り出た球団が複数
パターン3:誰も獲得に名乗り出ない
パターン1の場合はそのままその球団に契約権が譲られ、移籍という事になります。
パターン2の場合は優先順位によって獲得できる球団が決まります、
優先順位とは・・・
・同一連盟所属球団(つまり契約を破棄した選手が所属していた球団と同じリーグのチームが獲得権を優先される)
・勝率の低い順(獲得に名乗り出た球団が同じリーグの場合は、勝率の低いチームが獲得権を優先される)
パターン3の場合は契約を破棄された選手は自由契約となり、そのシーズンは他球団と契約することができなくなってしまいます。
以上の手順でウェイバー公示によるトレードが決定します。
ウェイバー公示で阪神がメンドーサ投手を獲得
2017年8月31日に阪神がウェイバー公示により、日本ハムからメンドーサ選手を獲得!
現在阪神はメッセンジャー選手が怪我で離脱をしているのでよい補強になったのでは無いでしょうか!
このように一般的にトレード期間がすぎている!と思っていても、トレードできるんです。注目ですね!
どんどん激しさをます、ペナントレース!
カープが逃げ切るのか、阪神が食らいついてくるのか、目が離せませんね!!
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