野球が好きな方であれば、聞いたことがあるのではないでしょうか?
そうセイバーメトリクス
セイバーメトリクスというのは、
野球において、データを統計学的に、客観的に分析をして選手の評価や戦略を考える分析手法のことです。
このセイバーメトリクス、実際の活用例として、「マネーボール」という書籍・映画に詳しく描かれています。
内容は、セイバーメトリクス指標を使って、安い、かつ、強いチーム作りを実践して結果を出しています。
2種類のセイバーメトリクス
セイバーメトリクスには大きく分けて二種類あります。
- 選手の様々な数字の結果から導き出すセイバーメトリクス。
例えば、打率や出塁率、三振や投球回数などから導き出すセイバーメトリクスの指標です。
- 選手のプレー内容から導き出すセイバーメトリクス
例えば、打球の速度や・角度・着地点。投手の球種や回転数やコース等から導き出すセイバーメトリクス指標です。
わかりやすいのは前者では無いでしょうか?
私も個人的には前者のほうがわかりやすいので好きです。
ではこのセイバーメトリクス。どんな物があるのか見ていきましょう。
- OPS
- NOI
- GPA
- IsoD
- IsoP
- BABIP
- QS
- WHIP
- BB/9・K/9
- K/BB
1:OPS
これは有名になってきたのではないでしょうか?
計算方法=出塁率+長打率
打者の総合的な攻撃力を示します。.800を超えると優秀とされ、1.000を超えるとバケモノです。
2:NOI
計算方法={出塁率+(長打率÷3)}×1000
OPSの出塁率を重視したVer.
450以上あれば優秀とされ、600を超えるとモンスター
3:GPA
計算方法=(出塁率×1.8+長打率)÷4
OPSの、出塁率の価値を1.8倍にしたVer.
4:IsoD
計算方法=出塁率-打率
ヒット以外の四死球での出塁がどれだけあるかを測れる指標。
0.07あれば優秀とされ、0.1を超えるとやばい
5:IsoP
計算方法=長打率-打率
長打力(二塁打、三塁打、本塁打)を評価する為の指標。
その証拠に安打すべてが単打であればこの指標は0になる。
1.50程度が平均
3.00を超えるとカイリキー
ちなみにイチローのシーズン242安打を放った年のIsoPは
長打率(.457)-打率(.381)=.076
とにかく安打に特化していましたね。
6:BABIP
計算方法=(安打 – 本塁打) ÷ (打数 – 三振 – 本塁打 + 犠飛)
本塁打以外の、グラウンド内に飛んだ打球がヒットになった割合です。
この数値はどの打者もだいたい3割りに就職します。
よってこの数値が高いと「運」が良かったとなり、数値がひくいと「運」が悪かったとなります。
ちなみにイチローの242安打を放ったシーズンのBABIPは.373です。内野安打も多かったのでね。。運も持ち合わせていました。
7:QS
先発投手が6回以上を投げ、かつ自責点を3以内に抑えたときに記録される。
8:WHIP
計算方法=(被安打+与四球)÷投球回数
1イニングあたり何人の走者を出したかを表す指標です。
9:BB/9・K/9
双方とも、9イニングあたりにどれだけ与えるかを表します。
BB/9=5.00→9イニング投げると四球を5個出す
10:K/BB
上原投手がこの数値が
超モンスター級
と話題になりました。
奪三振と与四球の比率です。
四球を出す間に三振を何個取れるのかということです。
以上様々なセイバーメトリクス指標でした!!
たくさんあるので野球をもっと楽しむ材料にしてください!
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