2017年10月10日21時~23時放送の「有吉弘行のダレトク!?新装開店SP【没メニューにデニーズ登場&杉田かおる密着】に登場した杉田かおるさん。
かつては「パパと呼ばないで」に子役としてデビューし、そこからは皆様知っている「3年B組金八先生」に出演し社会現象を起こしましたね。
そこからも数多くのドラマや映画、バラエティ番組にも出演。芸能界では破天荒女優として数多くの伝説も残してこられた女優さんです。
青木宣親さんと同時期にテレビで活躍したのを強く記憶しています。
そんなどの番組にも引っ張りだこだった杉田かおるさん。いきなりテレビにでなくなり、芸能界から消えたという声が上がるようになりました。
その理由が、杉田かおるさんの母親のご病気でした。
ご自身の芸能生活を投げ打って、母の介護に完全集中する杉田かおるさん。母への愛がすごく伝わってきます。
杉田かおるが芸能界から消えた理由は母の介護だった。想像を超える介護生活
約20年ほど前から重度の肺気腫だったようです。2013年に急激に状態が悪化してしまったのだとか・・・
母親が病院で倒れてしまったこともあるそうです。そこから介護をするというケースになりました。
母親が病院で倒れるなんていてもたってもいられなくなりますよね。
でも、よく介護で耳にするのは「介護をする側の精神的披露」ですよね。
いかし杉田かおるさんの場合は逆だそうです。
杉田かおるさんの母親は頭はしっかりしているそうです。なので今自分がどういう状況にあるのか、全部をしっかりと理解できるために、杉田かおるさんの母親のほうが気が滅入ってしまうそうなんです。。。
それはそれで介護する側の杉田かおるさんも辛いとは思いますが、強いお方だと思います。
杉田かおるさんが介護で最初にしたことは地域包括支援センターに行くこと
杉田かおるさんは母親を介護する時にちょうど引っ越していたみたいで、身内も知人も頼れなかったそうです。
そんな時に地域の方に相談し、まずは地域包括支援センターに飛び込んだそうです。
杉田かおるさんの母親は最初は絶対に病院には行きたくないと言っていたそうでう。
でも気持ちわかりますよね。自分が病気になってしまってもなんか意地と言うか、わかっていても病院に行くとそれだけで気が滅入ってしまいそうとか、病院に行くことで自分自身が弱っているのを認めてしまっている見たいな感覚になってしまう感情になってしまう気がします。
病気になって自由が効かなくなった母のわがまま
杉田かおるさんの母親は病院に入院するようになってからは、母の色々なことに関する葛藤が手に取るようにわかったそうです。
「飲みに連れてって」とか「ワイン飲みたい」とか「外出したい」とか。。。
連れて行ってあげたいのは山々だけど、連れて行ってあげられないもどかしさ。これが一番つらくて大変だったのかなと勝手に思ってしまいます。
そして杉田かおるさんの母親が「なんでこんな自分になってしまったんだろう」と思ってしまうようになったりだとか。。。
自分の娘や息子につきっきりで看病してもらうのって、嬉しいのか嬉しくないのかちょっと複雑ですよね。娘、息子の大事な時間を。。とか思っちゃいそうです。
なかなか双方の現実を受け入れるのって難しいのだろうなと、こういった経験がないながらももう事があります。いつかは自分もこのような日々が来るのかなと。
乗り越えるのを諦めた介護生活
これって本当にすごいと言うか、つよいな。と思イました。
杉田かおるさんは母親とこの状況を乗り越えるのを諦めたそうなんです。
「元の生活に戻そう」と思う事自体が不自然なんだと。
今の状況を受け入れて全力で立向い、受け入れようと。。。
強いと思います。またこれができると、ふとしたなんでもないことに幸せを感じることができたり、その時その時を楽しめるようになる気がします。
母親の言う「ちょっと長生きしすぎちゃったかな」
これは本当につらすぎるというか、そう思わせてしまった自分に責任を感じてしまう場面でもあるのかなと思ってしまいます。
杉田かおるさんが母親の介護もしながら、仕事もしていて、杉田かおるさんもストレスが溜まり無理が来てしまったときのこと。。。
そんな杉田かおるさんを見て杉田かおるさんの母親が悲しくなってぼそっと
「ちょっと長生きしすぎちゃったかな・・・」
そんなことない。いつまでも元気でそばに居てほしい。本心では誰であれ母親に対してそんなふうに思っているに決まっています。
切ないけどそんな暇ない
こういうふうなことが起きるととても切なくなってしまうのだけれどもそれどころじゃない。。。
介護は毎日しないといけない
誰かなんとかしてくれ、と思っても何も始まらない。
やるしかない
杉田かおるさんの愛を強く感じます。
杉田かおるさんの母親が患った肺気腫や1級障害とは
杉田かおるさんの母親が患った肺気腫とは、
肺の空気の容量が持続して増加し,肺がふくらんだまま縮まらない状態をいう。肺組織の弾力性の消失,ことに肺胞壁の弾性線維の変性が常に認められる。多くは老化現象の一つで,慢性気管支炎のような症状を示すことが多い。最近,喫煙や大気汚染もこの原因として重視されている。
出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報
だそうです。
症状としては、
・すぐに息が上がる
・胸で生きをしているような感覚になる
・席や痰が多くなる
などがあげられるそうです。
1級障害とは
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状によって、日常生活ができない程度のもの。 (他人の介助を受けなければ自分の身の回りのことができない程度)
杉田かおるさんの母親はこの状態になってしまったのですね。
芸能生活を投げ打って介護に励んでいる杉田かおるさん。
応援くらいしかしてあげられませんが、良い方向へ行くことを強く願っています。
最後に
今回は杉田かおるさんの芸能界から消えた理由と、母親の介護のことについて触れてみました。
深く考えさせられることも多いと思いますし、自分の身に同じことが起こることだって十分にありえます。
そんな時に、同じような経験をしている方を見てほしいですね。
全国で同じような経験をされている皆さんが元気で良い方向へ向かうことを祈っています。
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