投手の能力を示す指標は様々あります。
その中でも制球力を示す指標の一つ【K/BB】
三振を取れる武器を持っている!
私がこの指標を注目して見るようになったきっかけは、世界的クローザー上原浩治の活躍にあります。
上原浩治の【K/BB】の指標は世界トップレベルです。
ストレートも140km/h程度、変化球はほぼスプリット、これだけでメジャーのトップクローザーに上り詰めることが理由がこの指標にも隠されています。
K/BBってどんな指標!?
まずはこの指標の出し方から見ていきましょう!
計算方法は至って簡単
奪三振数÷四級
ですw
どういうことかといいますと
フォアボールを一つ出す間に三振を何個取れるのか?
を可視化した数値になります。
三振は最も安全にアウトをとれます。
ゴロを打たれたり、とにかくフェアゾーンに転がされると、打ち取ったあたりであってもエラー、FC、内野安打、ポテンヒット等々アウトにならない確率は上がってしまいます。
この指標が優秀な投手はフォアボールが少ないのに三振は多く取れるという特徴の投手になります。
平均はどれくらい?
メジャーリーグでは平均が2.80前後と言われています。
NPBでも
4.00以上 エース級
3.00以上 ローテーション急
1.50以下 2軍だああああ!!!
といったところでしょうかw
特徴
この数値の特徴は投手個人の純粋な能力を見ることができます。
計算式に入る数値が、三振とフォアボールであり、どちらとも投手個人に責任のある数値です。
防御率や、勝利数は、野手の守備力や打線の援護なども関わってくるため、なかなか投手個人の能力を見ることができません。
ただし、コントロールは良くても三振を多く取らない投手はこの数値が低くなってしまうため、一概にこの数値だけで制球力は判断せきません。
この指標が高い投手は、制球力が良く、打者を仕留める強力なフィニッシュボールがあることを示します!
NPBでのK/BBランキングは?
ではここで、NPBのここまでのK/BBの指標をランキング形式で見ていきましょう!
※規定投球回数以上の投手対象
1位 阪神 秋山 8.73
2位 巨人 マイコラス 7.50
3位 巨人 菅野 5.71
4位 阪神 メッセンジャー 3.34
5位 広島 野村 3.22
6位 DeNA 今永 2.59
7位 広島 大瀬良 2.36
1位 埼玉 菊池 4.94
2位 楽天 則本 4.94
3位 楽天 岸 4.43
4位 楽天 美馬 4.36
5位 福岡 バンデンハーク 3.32
6位 Bs 西 3.00
7位 福岡 東浜 2.85
このような結果となりました!
阪神の秋山投手はすごい数値ですね!!!w
現在、K/BBの数値での歴代TOPは上原浩治選手と言われています。
さすが世界のクローザー!!
さて、あなたのK/BBはどれくらいでしょうか??
コメントを残す